さつまいもの甘みが増す蒸し方は?蒸し時間と鍋やレンジを使う方法

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さつまいもの蒸し方はいろいろあるけれど、どうすれば甘みを最大限に引き出すことができるのか気になりませんか?

屋台の石焼いものような、甘いさつまいもを自宅でも食べたいですよね。

そこで、鍋やレンジでも甘みが増す蒸し方のコツや、蒸し時間についてご紹介します。

きっといつもの何倍もおいしく蒸しあげることができますよ♪

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​さつまいもの甘みが増す蒸し方​

鍋・電子レンジ・炊飯器を使った場合の蒸し方をご紹介します。

​鍋と陶器のお皿を使った作り方

蒸し時間の目安:30分

作り方

  1. さつまいもを斜めにカットします。
  2. 水洗いして、断面のぬめり気をとります。
  3. 鍋に水を4~5cm入れて、底が深めのお皿(陶器)を入れます。
  4. お皿にカットしたさつまいもを入れます。
  5. 鍋に蓋をせず、強火にかけます。
  6. 沸騰したら、弱火にします。
  7. 鍋と蓋の間にふきんを挟み、弱火のまま30分ほど火にかけます。
  8. つまようじなどで刺してみて、柔らかくなっていたら完成です。

鍋とお皿さえあれば、誰でも簡単に蒸すことができます。沸騰した鍋の水がお皿に入らないように、ラーメンを入れるようなどんぶりなどを使うと良いですね。

鍋と蒸し台を使った作り方

蒸し時間の目安:30分

作り方

  1. さつまいもを4〜6等分します。
  2. 水洗いして、断面のぬめり気をとります。
  3. 鍋にお水を張り、ステンレスの蒸し台を入れて2~3分ほど中火にかけます。
  4. シューッと音がして来たら、弱火にして30分ほど待ちます。
  5. つまようじなどで刺してみて、柔らかくなっていたら完成です。

初めに中火で鍋の中を温めてから、ゆっくりと弱火で火を通すのが甘さを引き出すポイントです。ステンレスの蒸し台は100均でも手に入ります。

電子レンジを使った作り方


蒸し時間の目安:8分

作り方

  1. 水洗いしたさつまいもを、濡らしたキッチンペーパーで包みます。
  2. キッチンペーパーの上から、さらにラップで包みます。
  3. 200Wで約8分チンして完成です。

電子レンジを使うと、短い時間で調理することができます。甘みを引き出すポイントは、濡らしたキッチンペーパーの上からラップに包んで、少ないワット数でゆっくり加熱することです。

電子レンジを使った作り方2


蒸し時間の目安:12分

作り方

  1. 水洗いしたさつまいもを新聞紙で包み、水で濡らします。
  2. 新聞紙で包んだまま電子レンジに入れて、1分半ほど加熱します。
  3. 電子レンジを解凍モードにして、さらに10分加熱させて完成です。

最初に電子レンジ全体を温めてから、解凍モードでゆっくり加熱することがポイントです。通常のあたためよりもワット数が低い解凍モード(200W)を使うことで、ゆっくり加熱されてさつまいもの甘みが引き出されます。

炊飯器を使った作り方


蒸し時間の目安:40分

作り方

  1. さつまいもを2等分します。(大きいサイズであれば、3〜4等分でも可)
  2. 水洗いして、断面のぬめり気をとります。
  3. 炊飯器に切ったさつまいもを入れます。
  4. さつまいもが1cm浸るほど水を入れ、さらに塩を少々入れます。
  5. スイッチを入れて、炊き上がったら完成です。

スイッチを入れたら放っておくだけの気楽な調理法です。甘みを引き出すポイントは、炊飯器の温度調整機能です。自動で温度が調整されるため、ゆっくり加熱されてさつまいもの甘みが引き出されます。

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さつまいもの甘みを引き出すポイント

さつまいもを加熱調理すると甘くなる理由は、酵素にあります。酵素とはたんぱく質のことで、人間が生きていく上では欠かすことのできない成分の一つです。

さつまいもにはβ-アミラーゼという酵素が含まれていて、この酵素がさつまいものデンプンを分解することで甘みが生まれます。

β-アミラーゼの特性

  • ​60~70℃の温度で加熱すると、酵素の働きが最も活発化する。
  • ​70℃を超える温度で加熱を続けると、酵素の働きを失う​。

さつまいもの甘みを引き出すためには、β-アミラーゼの特性を生かすことがポイントとなります。

では、調理する際は具体的にどんなことに気を付ければ良いのでしょうか。

鍋で蒸す場合


鍋を使って蒸す場合、時間をかけてじっくり蒸すことがポイントになります。足つきの蒸し台を置いて、できるだけ鍋の中の高い位置で蒸すようにしましょう。

鍋の底は温度が高くなります。さつまいもを高い位置に置くことで、さつまいもに触れる蒸気の温度が高くなりすぎないようにします。

蒸気の温度を調整することで、β-アミラーゼの働きを持続させることができます。

電子レンジを使う場合


電子レンジを使う場合は、さつまいも内部の温度が急激に上がらないようにすることがポイントになります。

電子レンジを使うと、さつまいも内部の温度が急激に上昇します。濡らしたキッチンペーパーを巻いて、さらに上からラップで包むことで、さつまいも内部の温度が上がることを抑え、β-アミラーゼの働きを持続させることができます。

炊飯器で蒸す場合


炊飯器で蒸す場合は、特に気を付けるポイントはありません。

炊飯器には、米の甘みを引き出すための温度調節の仕組みが備わっています。この仕組みを使うことで、さつまいも内部の温度が自動で調節されて、β-アミラーゼの働きを持続させることができます。

​まとめ​

どの調理器具を使う場合でも、低温でじっくりと蒸すことがポイントです。蒸し方のコツを押さえれば、石焼き芋にも劣らないほどさつまいもの甘みが増しますよ♪

さつまいもを手に入れたら、蒸し方に少しこだわってみましょう。いつもとは一味違うさつまいもを味わってみてはいかがでしょうか。

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