大掃除をするのはなぜ?年末にやる意味や由来とは

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年末といえば大掃除ですよね。

家庭、学校、会社など、いろいろなところで大掃除をすると思います。

でも、どうして年末に大掃除をするのでしょうか?

そこで今回は、年末の大掃除の意味や由来についてまとめてみました。

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年末に大掃除をする意味

年末に大掃除をするのは、正月に神様をきれいな状態で迎えるためです。

古来より日本では、新年になると各家庭に幸せをもたらすために神様がやってくると考えられていました。正月に門松を飾ったり鏡餅をお供えしたりしますが、これらは神様を迎えるためと言われてます。

大掃除をするのも神様を迎えるためであり、神様に気持ち良く来てもらうための儀式と言えるでしょう。

幸せをもたらすためにやって来てくれるわけですから、汚いままお迎えするのは失礼ですよね。

では、年末に大掃除をするようになったのはいつからでしょうか?

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年末の大掃除の由来

年末の大掃除は、煤払い(すすはらい)という行事が起源とされています。

煤払いとは神社仏閣で年末に行われている大掃除のことで、天井や壁に付いた煤を払うことを言います。

こんな感じですね。

江戸時代に、江戸城で煤払いが行われていたようで、それに倣って庶民も煤払いをするようになったそうです。煤梵天(すすぼんてん、竹竿の先に藁(わら)を付けた道具)を使って煤を払う風習があったと言われています。

現代では12月28日ごろに行われるのが一般的ですが、当時は12月13日に行われていたと言われています。

12月13日は鬼宿日(きしゅくにち)で縁起が良い日とされていたため、正月の準備をするのにふさわしい日として大掃除が行われていたようです。

鬼宿日とは、婚礼以外のすべてにとって大吉とされる日のことです。

ちなみに、江戸中期ごろの一般家庭の大掃除では、押し入れから出てきた浮世絵や瓦版などを見つけて読みふけって掃除を忘れるという事もあったそうです。

現代でも、掃除の途中に出てきた昔の雑誌やアルバムを見つけて読みふけってしまう事がありますよね。

今も昔も変わらないみたいです。

まとめ

大掃除の歴史は古く、神様をきれいな状態で迎えるという日本の伝統的な文化です。

ただ、近年は掃除用品が発達し、普段から掃除をしておけばわざわざ大掃除をすることもなくなってきました。春先やゴールデンウィークに大掃除を行う家庭も増えたそうです。

ですが、新年を気持ちよく迎えるために、年末に大掃除するのは良いことだと思いますよ。

家の中を綺麗にして、すっきりした気持ちで新年を迎えられるように、大掃除をしてみてはいかがでしょうか。

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