ネクタイピンを付ける正しい位置は?付け方や使い方まとめ
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ネクタイピンをどこに付ければ良いか、位置を意識したことはありますか?
ネクタイが乱れることを防いだり、ファッション楽しんだりするために使うアイテムですが、位置を気にしている人は少ないかもしれません。
そこで、ネクタイピンを付ける正しい位置と付け方や使い方についてまとめてみました。
ネクタイピンの位置と付け方
ネクタイピンを付ける位置に決まりはありません。しかし、シーンによって付ける位置を変えることで、機能性を高めたり、印象を変えたりすることができます。
ジャケットなど上着を着る場合
ジャケットの第一ボタンよりも少し上、ネクタイピンが覗く位置に留めるのがベストです。パーティーなどのシーンでは、もう少し上に付けると華やかさが出るので、位置を変えると良いでしょう。
上着を脱ぐ場合
シャツの第4ボタンと第5ボタンの間のあたりに付けます。下の方に付けることで、食事や手洗いなどの際に、ネクタイがぶらぶらすることを防ぎます。
個性があるネクタイピンの場合
近年流行りの小さく個性を出しやすいネクタイピンは、上に留めて主張度を高めると、若々しく積極的なお洒落を楽しんでる印象になります。
ポイント
- ダイヤモンドや貴石の使われたネクタイピンを上の方に付けるとフォーマル感が上がります。
- 趣味のモチーフやインパクトのある一品を上の方に付けてアピールすると、カジュアルかつお洒落心溢れるイメージとなります。
- シンプルな物や一粒パールの様にシックな物を下の方に付けると、重厚な存在感となり落ち着いた印象を与えます。
冠婚葬祭で使う場合
結婚式などの慶事では、アクセントとなる素材感を選び、上の方に付けると華やかな印象になります。
一方、葬式などの弔事では、指輪や時計と同様にネクタイピンを付けるのは基本的にNGです。ゴールドや光沢のあるシルバーのネクタイピンは、着用を避けなければなりません。
どうしても付けなければならないという場合は、光沢感がなく黒など地味なものを選び、目立たないよう下の方に付けると良いでしょう。
ネクタイピンの種類と使い方
ネクタイピンは日本での呼び方で、タイ・ホルダーがネクタイを留めるアクセサリーの総称です。ここでは、一般的に知られているネクタイピンの種類を説明します。
タイ・クリップ
広く使われているタイプで、後ろがバネ状になっています。ネクタイとシャツを挟み込みようにして使います。バネ状の部分が修理できるものとできないものがあるので、購入時にチェックが必要です。
ショート・クリップ
通常のクリップとは違い、バネがなくヘアピンの様に挟んで留めます。金属疲労で挟む力が弱くなる場合があります。主に細めのネクタイに使うので、シャープな着こなしに合います。
タイ・チェーン
両側にチェーンが付いたタイプで、チェーン部分を表側に出し、ネクタイがチェーンで挟まっている様になります。後ろの部分は、シャツのボタンに引っ掛ける様になっています。
タイ・タック
短いピンでネクタイを刺して留めます。後ろはシャツのボタンへフックして固定します。小さいネクタイ留めですが、素材や付ける位置によって印象が変わり、ちょっとしたアクセントになります。
スティック・ピン
スティック状の長いピンで、ネクタイに刺して留めます。先端に装飾が施されていることが多く、主に礼装に用いられます。
まとめ
ネクタイピンは、ワンランク上のスーツ着こなしアイテムです。フォーマルなイメージを持っていて今まで手を出さなかった方でも、種類や使い方、付ける位置を知ると意外と簡単に使いこなせます。
多くのブランドが様々なネクタイピンを出しているので、ご自身の着こなしアップのアイテムに追加してみてはいかがでしょう。
また、いつもネクタイを贈っている方はネクタイピンを贈り物の候補に加えてみると、相手の方は意外なアイテムとファッションの幅の広がりに喜ばれると思います。