シルバーウィークの意味と由来は?次回は何年後かカレンダーで紹介
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シルバーウィークという言葉を聞いたことはあると思いますが、なぜシルバーウィークと呼ばれるか知っていますか?
意味がはっきり分からない人は結構いるものです。
そこで、シルバーウィークの意味と由来をまとめてみました。あわせて、次回が何年後になるかカレンダーで紹介します。
シルバーウィークの意味と由来
シルバーウィークとは、秋の大型連休のことです。春の大型連休であるゴールデンウィークに対して使われています。9月に敬老の日がありますが、高齢者を表すシルバーのことではありません。
元々は1950年代に映画界によって提唱された専門用語で、文化の日を中心とした一定期間を示していました。ゴールデンウィークもシルバーウィークの由来と同様です。
ゴールデンウィークは春の大型連休という意味で使われるようになりましたが、シルバーウィークは映画界が提唱した意味では使われなくなり、最近では秋の大型連休のことを示すようになりました。
では、シルバーウィークが成立する条件とは何でしょうか?
シルバーウィークが成立する条件
シルバーウィークは、9月の敬老の日と秋分の日を利用した連休です。ハッピーマンデー制度により、2003年から敬老の日が第3月曜日になり、大型連休になる可能性が増えました。
また、秋分の日は毎年同じではありません。今まで30年以上続けて9月23日でしたが、2012年からは9月22日の年もあります。祝日と祝日の間に挟まれた日は国民の休日になります(日曜日になる場合を除く)。
祝日のルールが変わらない限り、敬老の日(9月の第3月曜日)の2日後が秋分の日であれば、数年に一度、秋の5連休であるシルバーウィークが成立します。
初めてシルバーウィークが成立したのは2009年で、最近では2015年でした。2009年と2015年の敬老の日(9月の第3月曜日)は21日、秋分の日は2日後の23日でした。
では、2015年以降のシルバーウィークはいつになるのでしょうか?
次回のシルバーウィーク
シルバーウィークが成立する条件は、敬老の日(9月の第3月曜日)の2日後が秋分の日になることです。そうなると、次回のシルバーウィーク(5連休)は2026年になる見込みです。
なぜ「見込み」なのかというと、秋分の日は国立天文台が計算して決めています。よっぽどのことがない限り変わることはないと思いますが、計算した通りになるとは限りません。
2015年以降の敬老の日と秋分の日をまとめた結果がこちらになります。
敬老の日 | 秋分の日 | |
---|---|---|
2015年 | 9月21日 | 9月23日 |
2016年 | 9月19日 | 9月22日 |
2017年 | 9月18日 | 9月23日 |
2018年 | 9月17日 | 9月23日 |
2019年 | 9月16日 | 9月23日 |
2020年 | 9月21日 | 9月22日 |
2021年 | 9月20日 | 9月23日 |
2022年 | 9月19日 | 9月23日 |
2023年 | 9月18日 | 9月23日 |
2024年 | 9月16日 | 9月22日 |
2025年 | 9月15日 | 9月23日 |
2026年 | 9月21日 | 9月23日 |
2026年の9月と2015年の9月は同じカレンダーになので、祝日が変わらなければこのようになります。
ちなみに、2020年は秋分の日が9月22日になるため4連休となります。
まとめ
不定休、シフト制の仕事をしている人にはあまり関係ありませんが、土日・祝日休みの人たちにとっては、遠くへお出かけできるなど、嬉しい大型連休になります。
しかも、シルバーウィークの時期は夏の暑さも峠を越え、気候的にも涼しくなり、動きやすくなる時です。遅めの夏休みをこの時期に合わせて10連休以上、なんて考える人もいるかもしれません。
数年に一度のシルバーウィーク、次回は2026年です。