雛人形の飾り方!関東と関西の並べ方の違い

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3月3日はひな祭り。

女の子がいる家庭では雛人形を飾ると思いますが、並べ方に悩む時ってありませんか?

年に一度しか飾らないので、忘れてしまいがちですよね。

そんな雛人形ですが、関東と関西で違いがあるそうなんです。

そこで今回は、雛人形の飾り方についてまとめてみました。

並べ方に悩んだ時などに、参考にしてみて下さいね♪

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雛人形の飾り方

男雛と女雛の位置の違い

雛人形を飾る時に最初に悩むのが、男雛(おびな)と女雛(めびな)の位置だと思います。

実は、関東(関東雛)と関西(京雛)では、男雛と女雛の位置が違うんです。

関東 関西
男雛 向かって左 向かって右
女雛 向かって右 向かって左

関東は、向かって左に男雛(おびな)、右に女雛(めびな)を並べ、関西はその逆に並べます。

なぜ関東と関西で位置が逆なのかは、この後で説明しますね。

飾り方

次は飾り方です。

購入したセットによって違いがあると思いますので、ここでは基本となる飾り方をご紹介します。

雛人形 ひな人形 雛 七段飾り 十五人飾り 雅泉作 雛つづり 十番 三五 h293-fz-47-1506

1段目

男雛と女雛を飾ります。

後ろに屏風、両脇にぼんぼりを飾ります。

2段目

三人官女(さんにんかんじょ)を飾ります。

向かって左
加銚子(くわえちょうし)を右手に持つ

中央
三方銚子を両手で持つ

向かって右
長柄銚子(ながえちょうし)を持つ

3体の間には高坏(たかつき)を置きます。

三人官女は、両側が立っているものと座わっているものの2種類あります。

もし一体だけ立っている(座っている)官女がいたら、それを真ん中に並べましょう。

3段目

五人囃子(ごにんばやし)を飾ります。

向かって一番左
太鼓を持つ

向かって二番目に左
大皮鼓(おおかわつづみ)を下側に持つ

中央
小鼓(こつづみ)を肩に乗せている

向かって右
笛を持つ

向かって一番右
扇子を持つ

4段目

右大臣と左大臣を飾ります。

向かって左
若者

向かって右
髭を生やしているおじいさん

両方とも左手に弓、右手に羽を下にした矢を持たせ、背中の矢は人形の左肩から羽が見えるようにします。

右大臣と左大臣の間に、白酒と菱餅を置きます。

5段目

仕丁(しちょう)、衛士(えじ)を飾ります。

向かって左
熊手を持つ

中央
ちり取りを持つ

向かって右
ほうきを持つ

左右に置く人形は外側の手があがっているので、それを目印にすると良いですよ。

また、向かって左に橘(たちばな)、向かって右に桜を置きます。

6段目

雛道具などを飾ります。

飾り方に決まりはないようですが、「化粧道具」「たんす」「鏡台」「火鉢」など、小さめの雛道具を飾ると見た目が良くなりますよ。

7段目

雛道具などを飾ります。

飾り方に決まりはないようですが、「お駕籠(かご)」「重箱」「御所車」など、大きめの雛道具を飾ると全体的なバランスが良くなりますね。

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関東と関西で 並べ方が違う理由

関東と関西で男雛と女雛の並べ方が違いますが、なぜ違いがあるのでしょうか?

それは、座る位置の上位の考え方に違いがあるからです。

古来より日本では、身分の高い人が左側に座る左上座という考えがあったそうです。

ところが、明治天皇が東京に移って大正天皇が即位した時、右が上という西洋文化の考えが取り入れられ、皇后陛下の右に立ったと言われています。

それが定着して全国に広がり、関東雛は向かって左に男雛が座るようになったようです。

一方で京雛は、日本古来の「左上座」のスタイルが残っています。

ということで、男雛をどっちにおいても間違いではありません。

お住まいの地域などに合わせて飾ると良いと思いますよ。

まとめ

男雛と女雛をどちらに並べても、間違った飾り方ではないと言う事でちょっと安心ですね。

子供に聞かれた時に、並べ方の違いを教えてあげるのも良いかもしれません。

雛人形をきれいに飾って、ひな祭りを楽しんで下さいね。

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Posted by 管理者