おでんの大根の下ごしらえ!圧力鍋やレンジを使ったやり方
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おでんの定番具材の一つである大根。
おでんに大根を入れる家庭は多いと思いますが、下ごしらえが少し面倒ですよね。
おいしく仕上げるためには、下ごしらえが必要です。ですが、なるべく手間をかけたくはないですよね。
そこで、圧力鍋や電子レンジを使った大根の下ごしらえの方法をご紹介します。
下ゆで前の準備
大根を下ゆでする前に、大根そのものを下ごしらえします。
厚めに皮をむく
皮の周りには繊維があります。
味が染み込むまでに時間がかかったり、食べた時に舌触りが悪かったりします。
3〜4mmを目安に皮をむくと良いですよ。
十字の切れ込みを入れる
輪切りした大根の片面に、十字の切れ込みを入れます。
十字の切れ込みを入れることによって、大根に味が染み込みやすくなります。
切れ込みが浅いと効果が薄いため、1/3ほど切れ込みを入れると良いでしょう。
面取りする
輪切りした大根の角をとります。
こんな感じです。
面取りすると、次のような効果があります。
- 大根全体に均一に火が通るため、調理時間を短縮できる。
- 煮崩れを防止する。(角は火が通りやすく、角から崩れていく)
- 出汁に触れる面積が広がり、味が染み込みやすい。
最初に少し手間をかけることで、後の調理時間を減らすことができます。
圧力鍋を使った下ごしらえ
圧力鍋を使うと、普通の鍋に比べて短時間で下ゆでができます。吹きこぼれの心配もないですよ。
手順
- 大根を鍋に入れる。
- 鍋に水を1/3ほど入れる。
- お米のとぎ汁を入れて、強火で煮る。
- 蒸気が出たら、弱火で3分ほど煮る。
- 火を止めて、7〜8分ほど蒸らす。
- 茹で上がった大根を洗う。
とぎ汁を入れる代わりに、大さじ1〜2杯くらいのお米をお茶のパックに入れて一緒に茹でても良いです。
圧力鍋がない場合は、電子レンジを使って下ゆでする方法もあります。
電子レンジを使った下ごしらえ
家庭にある電子レンジを使って下ゆですることもできます。
手順
- 大根を耐熱皿に並べる。
- 耐熱皿の1㎝の高さまで水を入れる。
- お米ひとつまみほどをまんべんなく入れる。
- ラップをかけ600Wで約10分、または500Wで約13分加熱する。
- 加熱後、大根を洗う。
電子レンジを使う場合、耐熱皿が熱いので、取り出した後にやけどしないように注意してくださいね。
お米のとぎ汁を使う理由
圧力鍋を使う場合も電子レンジを使う場合も、お米のとぎ汁を使って下ゆでするところは同じですよね。
お米のとぎ汁を使うと、次のような効果が期待できます。
- 大根の臭み、えぐみ、灰汁(あく)が抜ける。
- 大根に味が染み込みやすくなる。
- 大根が柔らかくなる。
- 大根に含まれるジアスターゼという酵素が、お米のとぎ汁に含まれるでんぷんを分解して糖に変わり、大根の甘みが増す。
水で下ゆでするよりも、お米のとぎ汁を使って下ゆでした方がおいしさが増すということですね。
一手間加えることが時間短縮にもつながるため、下ゆでする際は、ぜひお米のとぎ汁を使ってみましょう。
下ゆでなしで味をしみこませる方法
「毎回下ゆでするのは面倒だ」という場合は、冷凍した大根を使うと良いです。
手順
- 3cmほどの厚さに切る。
- 6時間ほど冷凍する。
- 解凍せずに沸騰したおでん出汁に入れる。
この方法だと、約30分ほどで味がしっかりと染み込みます。冷凍すると、大根の細胞膜が壊れておでんの出汁が染み込みやすくなります。
大根を冷凍する手間はありますが、毎回下ゆでする手間は省けますよね。
おでん以外の料理にも使えるので、試してみる価値はあると思いますよ。
まとめ
手間をかけたくないからといって、何もせずに調理すると余計に時間がかかってしまいます。
ちょっと手間を加えれば時間を短縮できますし、人気のおでん屋さんのような大根の味を楽しめるようにもなります。
時間と気持ちに少し余裕ができたら、下ごしらえの時間を短縮して、自分流のおでんを作ってみると良いですよ。
おいしく煮込まれた白い大根を中心に、ほっこりとした時間をおでんと共に過ごしてみてくださいね。
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