平成の次の元号を予想!決め方や候補の一覧まとめ

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平成31年(2019年)1月1日から、新しい元号に変わることが閣議決定されたようです。1989年に昭和から平成に元号が変わってから30年近くが経過しましたが、とうとう平成の元号も終わりを迎えることになります。

新しい元号に変わることだけが決まっていて、次の元号が何になるかはこれからのようです。どのような元号になるのでしょうか?

そこで本記事では、平成の次の元号の予想と、元号の決め方や変える意味についてまとめていきます!

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新しい元号の予想

2019年1月1日から新元号に変わるようです。平成は30年までで、平成31年が新元号元年ということになります。平成の元号は、「昭和(64年)」「明治(45年)」「応永(35年)」に次いで4番目に長く続いた元号となります。

昭和生まれの筆者は、昭和から平成に変わる瞬間を見ていました。故・小渕首相(当時は官房長官)が、「平成」と書かれた書を掲げていた映像を思い出します。

新元号に変わるにあたって、ネット上では新元号の候補について予想されています。

  • 日明
  • 続平成
  • 混沌
  • 未来世紀
  • 多元世紀
  • 安から始まる元号
  • Aから始まる元号
  • マ行・タ行・サ行・ハ行以外で始まる元号
  • 安始
  • 安晋
  • 安成
  • 安明
  • 安治
  • 平成の平を引き継ぐ元号
  • 修文
  • 正化
  • 文思
  • 天章
  • 光昭

いろいろ予想されていますが、2文字で予想している人が多いですね。やはり、次の元号も2文字になるのでしょうか。平成の次はどのような元号になるのか、興味がある人が多いということかもしれませんね。

さて、元号が変わるわけですが、そもそも元号はどうやって決めているのでしょうか?

元号の決め方

元号の決め方ですが、日本には「元号法(げんごうほう)」という元号について定められた法律があります。日本の法律の中で、最も条文が短い法律です。

元号法
(昭和五十四年六月十二日法律第四十三号)

1  元号は、政令で定める。
2  元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。

   附 則
1  この法律は、公布の日から施行する。
2  昭和の元号は、本則第一項の規定に基づき定められたものとする。

出典元:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S54/S54HO043.html

この法律によれば、「皇位の継承があった場合に限り改める」とあります。天皇陛下がお亡くなりになった時(崩御)だけ変えるわけではないということになりますね。ただ、この法律にはどのように元号を決めるのか、具体的な手順は定められていません。

そこで、1979年10月に大平内閣が元号の選定について具体的な要領を定めました。それによれば、元号を選定は次の4つの段階を踏んで決定されます。

1.候補名を考案する

内閣総理大臣が若干名の有識者を選びます。選ばれた有識者は、各人2〜5の候補名を意味・根拠を説明して提出します。

2.候補名を整理する

有識者から提出された候補名を、内閣官房長官が次の6つ項目に照らし合わせて検討・整理します。

  1. 国民の理想にふさわしい意味を持つこと。
  2. 漢字2文字であること。
  3. 書きやすいこと。
  4. 読みやすいこと。
  5. これまでの元号と被らないこと。
  6. 俗用されているものではないこと。(くだけた言葉や正式な言葉ではない)

検討・整理した結果を内閣総理大臣に報告します。

3.原案を選定する

報告された候補名は「総理府総務長官」「内閣官房長官」「内閣法制局長官」らが会議を開いて精査し、新元号の原案として数個の案を選定します。選定後、全閣僚会議で新元号の原案について協議します。

協議後、内閣総理大臣が衆議院および参議院の議長・副議長に連絡し、新元号の原案について意見を聞きます。

4.新元号を決定する

衆議院および参議院の議長・副議長から意見を聴取した後で、閣議において元号の変更が決定します。

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平成の場合は?

では、平成の場合はどうだったのか見ていきましょう。

平成の元号が決まったのは、1989年(昭和64年)1月7日に昭和天皇が崩御した翌日のことです。

  1. 1月7日午前に昭和天皇の崩御を発表。
  2. 同日午後に「元号に関する懇親会」(8人の有識者)が召集され、新元号について候補名を考案し原案を選定。
  3. 衆参両院の正副議長に「平成」「修文(しゅうぶん)」「正化(せいか)」の3つの候補を示し審議。
  4. 同日14時10分から開かれた臨時閣議で正式決定。
  5. 同日14時36分に、内閣官房長官の小渕恵三氏が記者会見で発表。

「修文」「正化」が採用されなかったのは、ローマ字で書いた時に頭文字が「昭和」と同じ「S」になるので不都合が生じるという意見が出たからだったそうです。そのため、ローマ字の頭文字が「H」から始まる「平成」に決まったとされています。ちなみに、「平成」という名前には「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味が込められているとのことです。

平成の次の元号を決める際は、ローマ字で書いた時の頭文字が「M」「T」「S」「H」から始まらない元号が候補になるのは間違いないでしょう。

平成は天皇の崩御によって元号が変わるわけではないということからすると、新年号が「平」を引き継ぐ可能性もありそうです。もし「平」を引き継ぐ場合、「平」はローマ字で書いた時の頭文字が「H」になるので、「◯平」ということになりますね。

まとめ

2019年から元号が変わるということで、ネット上ではいろいろな元号が予想されています。

元号の決め方から考えると、次は「M」「T」「S」「H」から始まらない名前ということになります。有識者が召集されると思いますが、その人たち次第ということですね。

次の元号がどうなるのか、発表を待ちましょう。

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Posted by 管理者