新年会の挨拶の順番と依頼時のマナーやメールの例文まとめ
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新年会で幹事を引き受けたら、役職者の人に挨拶をお願いしなければなりませんよね。
立場があるので、誰にどの順番で挨拶を頼めば良いのかを考えるのは意外に難しいと思います。
そこで今回は、新年会の挨拶の順番と、依頼する時のマナーやメールの例文についてまとめてみました。
新年会の挨拶の順番
1.開会の挨拶
司会者が簡単な自己紹介と開会の挨拶をして、次の挨拶につなげます。
できるだけ、短く簡潔にすると良いですよ。
2.始まりの挨拶
簡単に新年の挨拶や意気込みなどを話します。
話が長くならないように、事前に「◯◯分くらいでお願いします」と伝えておくと良いですよ。
3.乾杯の挨拶
乾杯の挨拶をしたら、いよいよ宴会スタートです。
ここからは、閉会の挨拶まで飲食だったり余興だったりを楽しみます。
4.閉会の挨拶
締めの挨拶になります。
最後の挨拶なので、ビシッとスマートに決めたいところですね。
話が長いと聞いている側もストレスになりますし、お店側にも大きく迷惑をかけてしまうことになります。
話が長くならないように、事前に「◯◯分くらいでお願いします」と伝えておくと良いですよ。
二次会がある場合、幹事は次の会場に案内できるようにしっかりと誘導の準備をしておきましょう。
ではそれぞれの挨拶を誰がやるべきなのでしょうか?
新年会の挨拶は誰がやる?
開会の挨拶
開会の挨拶は司会が担当するのが一般的です。
開会を宣言し、次の挨拶につなげます。
始まりの挨拶
始まりの挨拶は、出席者の中で役職の一番高い人が行うのが一般的です。
事前に、話して欲しい時間を伝えておくと良いでしょう。
ただ、依頼した時間よりも延びる可能性が高いので、少し短めに伝えておくと良いかもしれません。
例えば、5分話して欲しかったら3分にするという感じですね。
乾杯の挨拶
乾杯の挨拶は、出席者の中で三番目に役職が高い人が行うのが一般的です。
ですが、乾杯の挨拶をする人は自由に決めて大丈夫です。
例えば、始まりの挨拶をした人に乾杯まで続けて行ってもらったり、勢いのある若手社員や盛り上げるのが上手な人に頼んでも良いでしょう。
役職にこだわらなくても良いかもしれませんね。
閉会の挨拶
閉会の挨拶は、出席者の中で二番目に役職が高い人が行うのが一般的です。
締めに「一本締め」や「三本締め」をする場合は、挨拶と一緒に締めもお願いすると良いでしょう。
まとめるとこんな感じになります。
開会の挨拶 | 司会(幹事) |
始まりの挨拶 | 役職が一番高い人 |
乾杯の挨拶 | 役職が三番目に高い人 盛り上げ役の人 |
閉会の挨拶 | 役職が二番目に高い人 |
同じ役職の人が複数いる場合
もし役職が同じ人が2人以上いる場合、年齢か勤続年数が多い人を優先するのが一般的です。
ただ、一人で判断するのが難しい場合は、直属の上司に相談した方が良いかもしれませんね。
挨拶を依頼する時のマナー
挨拶を依頼する人は、自分より上の立場であることがほとんどだと思います。
失礼のないように、マナーを押さえておきましょう。
どうやって頼めば良いのか?
挨拶を依頼する時は、直接お願いするのが理想的です。
相手が多忙で都合が合わない場合は、メールでお願いすると良いでしょう。
直接会って依頼することにこだわりすぎて、依頼が遅れてしまうのが一番良くないので気を付けましょう。
いつまでに頼めば良いか?
新年会の日程や場所が決まった時点で、挨拶を依頼すると良いでしょう。
挨拶する人は、何を話すか事前に用意しているものです。ギリギリになってから依頼すると、相手も困ってしまいますよ。
当日や前日に頼むという事は避けるようにして下さいね。
では、メールで依頼する際はどのような文面にしたら良いでしょうか?
挨拶の依頼メール例文
お疲れ様です。
△△部所属の△△です。
今年も新年会の時節と相成りました。
早速ですが、新年会の日程が下記の通りに決まりましたのでご報告申し上げます。
ご多忙のところ恐縮ではございますが、ぜひご出席いただきますようお願い申し上げます。
また、宴会の席にて◯◯分程度の【開会・乾杯・閉会】の一言ご挨拶を頂戴したく存じます。
直接お会いしてお願いするべきことですが、ご多忙とのことでしたので、メールにてお願い致します。
-記-
新年会のご案内
日時:12月◯◯日
場所:◯◯◯◯
電話:×××××××
(地図を添付)
以上
【署名】
まとめ
挨拶を依頼するのは気を遣うものですが、早めの連絡を心がければ大丈夫です。
誰に頼めば良いのか悩んだ時は上司に聞けば良いですし、心配することはありませんよ。
新年会の幹事は大変だと思いますが、しっかりまとめて楽しい新年会になると良いですね。