初詣の正しいやり方は?参拝の仕方や服装のマナーまとめ

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毎年たくさんの人が川崎大師(平間寺)や成田山(新勝寺)に初詣に出かけますよね。

初詣は神道の行事なので、本来は神社へ参拝するものだということを知っていましたか?

合格祈願や安産祈願など、普段でも縁担ぎのために神社へ参拝することが多い私たち日本人にとって、参拝の仕方や服装のマナーを心得ておくと大変ためになりますよ。

そこで今回は、初詣の正しいやり方についてまとめてみました。

神聖な場所で慌てないよう、神社とお寺それぞれの初詣のやり方やマナーについて知っておきましょう!

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神社の参拝の仕方

鳥居をくぐる

神社の入り口には必ず鳥居があるので、軽く一礼してからくぐります。

鳥居をくぐって参道へ向かいましょう。

手と口を清める

手水舍(ちょうずや)で手と口を清めます。

神様に挨拶する前に、目に見えない罪や穢れを祓うという意味があります。

一般的な作法

  1. 右手で柄杓に水を汲み左手を洗う。
  2. 左手に持ち替えて右手を洗う。
  3. 右手に持ち変えて左手に水を溜めて口をゆすぐ。
  4. 左手を洗う。
  5. 柄杓を傾けて柄を洗い流す。
  6. 柄杓を元の位置に戻す。

柄杓に口をつけるのはタブーです。

他の人も使いますし、衛生的にも良くないですよね。柄杓に口をつけないよう気を付けましょう。

また、口をゆすぐ時は、うがいをしたり音を立てたりしてはいけないとされています。

手や口を拭くことができるように、ハンカチやタオルを持参しておいた方が良いですよ。

参拝する

手水舎で手と口を清めたら、神社を参拝します。

参拝方法

  1. 賽銭箱の前で軽くお辞儀する。
  2. お賽銭を入れる。
  3. 鈴を鳴らす。
  4. 2礼する。(2回深くお辞儀する)
  5. 2拍手する。(2回手を打つ)
  6. 1礼する。(1回深くお辞儀する)
  7. 鳥居を出てから軽くお辞儀する。

お賽銭を入れる際は、そっと賽銭箱に入れましょう。投げて入れるのは神様に失礼ですからね。

鈴を鳴らすのは参拝に来たことを神様に伝えるため、拍手は邪念を持ち込んでいないことを証明するためと言われています。

お寺の参拝の仕方

参拝方法

  1. 賽銭箱の前でお辞儀する。
  2. 必要があれば線香やロウソクをあげる。
  3. お賽銭を入れる。
  4. 手を合わせて拝む。
  5. 一礼して退出する。

お寺では、参拝する時に合掌(がっしょう、手を合わせて拝む)します。

右手は仏様、左手は自分自身を表し、手を合わせることで仏様と一体になるという意味が込められています。(拍手はタブーとされています)

数珠のかけ方や唱える内容は宗派によって違うので、不明な点があれば、お寺の方へ直接問い合わせることをおすすめします。

拝む時はお願い事をするのではなく、ご先祖様への前年のお礼と新年の挨拶を忘れないようにしましょうね。

神社とお寺に共通する参拝の仕方

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基本的には神社とお寺で参拝の仕方は異なりますが、共通するやり方もあります。

鳥居・山門のくぐり方

  • 一礼してから入る。
  • 出てから一礼する。

神社の鳥居が複数ある場合は、鳥居ごとに一礼してからくぐります。

参道の中央は神様が通る道(正中、せいちゅう)なので歩いてはいけないという話がありますが、人がいなければどこを歩いても大丈夫なようです。

正中を避けて歩くのは祭事の時で、拝殿内での話になります。

基本的に神様は歩き回らないので、参道では気にする必要はないということですね。

手荷物は下ろす

礼や拍手する際は、手荷物を地面へ下ろします。

多くの参拝者で混み合うような場所では難しいかもしれませんが、神様や仏様に対する敬意を忘れずにいたいものですね。

お賽銭の額

お賽銭は、神様への感謝を表したものです。

お願いを聞いてもらうためのものではないということですね。

お賽銭の金額が高ければ良いというものではないので、感謝の気持ちを表した額を入れると良いですよ。

迷った時は、「5円=ご縁」「50円=五重の縁」など金額に意味付けすると良いかもしれませんね。

守ってもらう感覚で参拝

参拝する時は、氏神様や仏様に守ってもらうという感覚で参拝するのがふさわしいやり方です。

「良縁があるようにお守り下さい」や「試験で緊張しないようお守り下さい」のような感じで参拝すると良いですね。

お守りやお札

前年に購入した古いお札やお守りがある場合は、持参して奉納しましょう。

神社の場合、参拝する場所で購入していなくても、焚き上げして清めてくれる場所がほとんどです。

お寺の場合は、同じ宗派に返納した方が良いでしょう。

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服装のマナー

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初詣の服装に特別な決まりはありません。

神社仏閣に参拝することを踏まえた服装であれば、特に気にすることはないですよ。

着物がベストな服装ですが、動きやすい格好で問題ないでしょう。

気温が下がり雪が降ることもあるので、ニット帽やマフラー、手袋などの防寒対策はしっかりした方が良いですよ。

まとめ

初詣には、きちんとしたやり方やマナーがあります。

年が明けてから初めて寺社に行くわけですから、神様や仏様に失礼のないようにしたいものですね。

「神聖な場所にいる」という気持ちを忘れないようにしましょう。

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Posted by 管理者