恵方巻きの正しい食べ方・ルールと食べきれない時の対処法
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節分に恵方巻きを食べる人がいると思いますが、食べ方に独自のルールがあることを知っていますか?
全国的に名前が知られるようになった今でも、意外と正しい食べ方を知らない人は多いようです。
ルールを守って食べないと福が逃げると言われているので、正しく食べて福を取り込みたいですよね。
そこで今回は、恵方巻きの正しい食べ方やルールと、食べきれない時の対処法についてまとめてみました。
恵方巻きのルールと正しい食べ方
恵方巻きについて、世間に浸透している一般的なルールがこちらです。
- 決められた方角に向かって食べる。
- 食べている最中に喋ってはいけない。
- 食べている最中に他の方角を向いてはいけない。
- 食べきらないといけない。(残してはいけない)
- 願い事をしながら食べる。
これらのルールを守って食べないと、福が逃げると言われています。
ですが、恵方巻きにはこれといった正しい食べ方はないとされています。
恵方巻きは起源が曖昧で、発祥の地とされている大阪でも地域や家庭によって食べ方がいろいろあるようです。
また、恵方巻きという名前を世に広めたのはセブンイレブンと言われています。
特にこだわりがなければ、セブンイレブンの推奨する食べ方で良いと思いますよ。
セブンイレブンが推奨する食べ方
セブンイレブン公式ページによると、恵方巻きはこのような食べ方を推奨しています。
- その年の恵方を向いて食べる。
- 切らずに丸かじりする。
巻き寿司には福を巻き込むという意味が込められており、切らずに食べるのは縁を切らないという理由があるそうです。
また、店舗によっては「無言で食べましょう」という広告も出ています。
「恵方を向いて、切らずに無言で丸かじり」がセブンイレブンの公式スタイルということですね。
では、大阪ではどのように食べるのでしょうか?
大阪での食べ方
恵方巻きの発祥の地とされる大阪では、食べ方はいろいろあるようです。
- 無言で食べる。
- 願い事をしながら食べる。
- 笑いながら食べる。 など
中には、一本丸かじりする恵方巻きを下品なものと考える人もいて、切って食べたり細まきを食べたりする人もいるようです。
自由に恵方巻きを楽しんでいる感じがしますね。
我が家での食べ方
余談ですが、我が家での食べ方を紹介したいと思います。
まず、鬼役の人が金棒代わりに太巻きをもって参上します。
豆をまいて鬼を退治した後、鬼の置いて行った太巻きを「鬼は外、福は内」と言いながら食べます。
意外と楽しいので、良かったら試してみて下さいね。豆まきと恵方巻を一気にできるので効率的ですよ。
こんな風に、家庭オリジナルの恵方巻きのルールを作るのも楽しくて良いと思いますよ。
さて、恵方巻きは一本丸ごと食べますが、中には食べきれない人もいると思います。
もし食べきれない時はどうすれば良いのでしょうか?
食べきれない時の対処法
恵方巻きが大きくて食べきれない時は、素直に切ってしまいましょう。
恵方巻きには決まった食べ方がないので、切ってしまっても問題ありませんよ。
もし、切ってしまうと「縁が切れてしまう」と感じる人は、「悪い縁を切る」と考え方を変えてみましょう。
あるいは、太巻きを鬼の金棒に見立てて「邪鬼を切る」つもりで切るのも良いでしょう。
考え方を変えれば、恵方巻きを切ることに抵抗を感じなくなりますよ。
それでも切りたくない場合は、思い切って細まきにするのもありだと思います。
年越しそばのように、「細く長く」と願いを込めて食べるのも日本人らしくて風情があると思いますよ。
まとめ
恵方巻きには決まった食べ方がないようです。
恵方を向いて食べるというルールだけ覚えておけば、あとは好きなように食べて良いですね。
家庭なりの恵方巻きのルールを作って楽しむのも素敵だと思いますよ。
恵方巻きは豆まきよりも新しい行事なので、自分たちで新しい恵方巻の形を作ってみるのはいかがでしょうか。